怒れる神の黙示、 あるいは悪魔の王の寓話。
 
 俺たちの世界は死んだ。邪宗の男が告げた破滅、 光は呼ばれおこる。
 
 混沌―カオス―は、 地底の海より這い出す。
 
 死が死を襲う焦土。祈る神を探そうにも、 いるのは悪魔と死神だけだ。
 
 嘲笑う闇が、 俺に虚言する。
 
 真実は、燭台の火の中に浮かび上がる、 と。

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